みなさまこんにちは。
時が経つのは早いもので、前回レポートしたイギリスでのプレミアリーグ観戦から2ヶ月近く経ってしまいました。
今回の後編では、試合観戦の前後に組んだスタジアムツアーやスタジアム訪問の様子をお届けします。
もくじ
【前編】
◼︎プレミアリーグのチケットって買えるの?
◼︎試合以外の計画は?
◼︎飛行時間は14時間半!
◼︎いよいよマッチデー!
◼︎試合開始!マンCは勝てるのか…?
スタジアムツアー
今回の試合観戦の前後、子供たちにイギリスで試合観戦以外に何をしたいか聞いたのですが「スタジアムに行きたい」「スタジアム以外には興味がない」ということでしたので、遠路はるばるイギリスを訪れたにも関わらず、バッキンガム宮殿にもビッグベンにも大英博物館にも行かず、ひたすらスタジアム巡りをしたのでした。
1.トッテナム・ホットスパー・スタジアム(トッテナム)MAP
夕方にロンドンヒースロー空港に到着した、おっさん1人と小学生双子男児2人のわが一行。ロンドン市内のホテルで一泊した翌朝は、トッテナムホットスパースタジアムに向かいました。スタジアムがあるトッテナム地区はロンドンの北の外れ。ロンドン中心部のKings Cross駅から地下鉄Victroria線でSeven Sisters駅へ。そこから地上路線のNational Railに乗り換えようとしましたが、なんと電車が30分に1本くらいしかありません。そこで、Seven Sisters駅前からバスに乗ることにしました。
なお、トッテナム地区はロンドン北部の住宅地にありますが、街行く人々の9割方が黒人で、白人の姿はほとんどありません。まあ、何というか、そういう雰囲気ですね。昼間は問題ありませんが、夜間に出歩きたいとはとても思えません。
15分ほどバスに揺られ、トッテナム・ホットスパースタジアムに到着しました。今回はスタジアムツアーのオプション版「DARE Skywalk」を体験します。トッテナム・ホットスパーといえば闘鶏のエンブレムで知られていますが、2019年に完成したスタジアムの屋根の上には、黄金に輝く雄鶏の像が祀られています。「DARE Skywalk」では、この屋根の上にある雄鶏像のところまで、命綱をつけて歩いて登ることができるというツアーなのです。
雄鶏像の高さはピッチから48.6m。日本のビルの高さでは17階くらいになります。しかも雄鶏像が設置されている台座は観客席の屋根からピッチ上にせり出しているのです。

スタジアム外周のスロープを歩いて登っていきます。

いました。黄金のにわとりちゃん。
2.エミレーツ・スタジアム(アーセナル)MAP
トッテナムからバスと地下鉄を乗り継いで30分ほどの距離にあるアーセナルの本拠地、エミレーツ・スタジアムへ。「北ロンドンダービー」と呼ばれる伝統の一戦が行われる両チームですが、都市部のこんな近くにスタジアムが並んでいるなんてすごいですね。
ロンドンにも見るべきスタジアムは沢山あるのですが、スタンフォードブリッジもクレイブンコテージも諦めて、我々は移動しなければなりません。鉄路でいざレスターへ向かいます。
3.キングパワースタジアム(レスターシティ)MAP
こちらは試合観戦。レスターシティ対マンチェスターシティ戦を現地で楽しむことができました。詳細は前編をご覧ください。
4.エティハド・スタジアム(マンチェスターシティ)MAP
レスターでの試合観戦を終えた我々は、翌朝レンタカーでイングランドを北上し、マンチェスターに向かいました。目的地はそう、マンチェスター・シティのホームであるエティハド・スタジアムです。こちらは通常のスタジアムツアーなので、ロッカールームやメインスタンドのベンチなどを一通り回りました。
エティハドスタジアムツアーの後はマンチェスター市内へ。ロンドンと違って白人が多いですね。でも中指を立てている若い白人女性を何人か見かけました。ロンドンと比べるとかなりガチャついた雰囲気の街ではあります。
5. アンフィールド(リヴァプール)MAP
翌日はリヴァプールのホームスタジアム「アンフィールド」へ向かいました。アンフィールドは住宅地の中にあり、すぐ近くに車を停められるような場所はありません。目の前で写真を数枚撮影してすぐに移動します。

リヴァプールの本拠地、アンフィールド。本当に住宅地の中にあります。
6. グディソンパーク(エヴァートン)MAP
アンフィールドを出発してから食材を買うためにスーパーマーケットTESCOに向かっていると、突然長男が「お父さん、グディソン・パークだ!」と叫びました。なんと偶然にもエヴァートンのホームスタジアムの目の前を通り過ぎたのです。いやー、ラッキーですね。こちらは車の中からパシャリ。
7. モレニュースタジアム(ウルバーハンプトンワンダラーズ)MAP
リヴァプールのテスコで買い物を終えたのが午前10時ごろ。このまま本日の目的地のロンドンに向かうと、到着は14時ごろになりそうです。ロンドンでは翌朝のフライトに備えて眠るだけなので、少し時間が余ります。
僕「ちょっと見てみたい景色があるから、少し遠回りしてもいいかな」。港町リヴァプールの海沿いをドライブしていくのもいいんじゃないかと思っていたのです。
長男「そしたらさ、ウルバーハンプトンに寄れるんじゃない?」
こいつ、やるなあ。自分のスマホでリヴァプールからロンドンまでの自動車のルートを検索して、途中に面白いものがないか調べてるんですよ。まあ、僕もちょっと寄ってみてもいいかなと思っていましたけどね。
ということで、当初の予定には組まれていなかったウルバーハンプトン・ワンダラーズの「モレニュースタジアム」へ。スタジアムはウルバーハンプトンの中心部にあり、平日ということで併設の駐車場も無料で停めることができました。
8. ベスコットスタジアム(ウォルソー)
9. ヴィラパーク(アストン・ヴィラ)
ウルバーハンプトンからロンドンに向かう高速道路からは、バーミンガムでリーグ2(4部相当)ウォルソーのベスコットスタジアム(MAP)と、アストン・ヴィラのヴィラパーク(MAP)を見ることができました。こちらは運転中で写真は撮れず。
リヴァプールからロンドンまでの350kmのドライブを終え、無事ロンドンに到着です。ヒースロー空港そばのホテルに宿泊し、翌朝9時の便で羽田に戻ります。
ということで今回のイギリス旅行では、試合観戦×1、スタジアムツアー×2、目の前まで行った×4、遠くから見た×2の、計9サッカースタジアムを見ることができました。
帰国後にU-NEXTでプレミアリーグの試合を見ると、やはり実際に訪れたスタジアムは感慨深いものがあります。入場したスタジアムはもちろん、外から見ただけのスタジアムでも「エミレーツ、行ったわ…」という気分になります。
サッカー観戦やスタジアム訪問は、それだけで旅をする理由になります。サッカーがあれば世界中どこでも行ける。ほんの数年前までサッカーのサの字もない人生を歩んできた私に、老後の楽しみが増えました。ありがとう子供たち。
プレミア観戦、気になる費用は…?
さて、最後に気になる費用。ロンドン現地5泊6日のプレミアリーグ観戦ツアー。おっさん1人と小学生2人の旅費総額は……
1,463,703 円です!
いやー、かかりましたねえ。そりゃあ、きょうび欧米に1週間も滞在したら1人あたり50万円近くかかりますよ。ちなみに我々が滞在した時のイギリスポンドの為替レートは、AMEXのレートで200円くらいです。その費用の内訳はこちら。
一番高いのはやはり航空券。今回はブリティッシュエアウェイズの羽田ロンドン直行便で、往路はプレミアムエコノミー、帰路はエコノミーでした。大人が約35万円、子供が1人約25万円の計80万円近く。航空券が全予算の半分以上を占めてしまいます。年末年始の直行便、原油価格が上昇し、飛行距離は伸び、円安に見舞われているわけで、こればかりはどうしようもありません。私が大学生の頃は、欧州往復で10万円以下とか普通にあったんですけどねえ。
続いてレスター対マンチェスターシティのチケットが1人あたり約9万円です。9万円ってバカ高いのですが、これはホスピタリティチケットの価格のようでして、アウェイなのでホスピタリティもクソもないのですが、それでも目の前でシティの選手たちが本気でプレーする姿を見ることができて満足でした。
レンタカーはプレミアムクラス(メルセデス・ベンツCLA)を予約し、さらにレスターで借りてロンドンで乗り捨てたので少し割高です。ヴォクソールやプジョー、フォードなどのベーシックな車や小型車を選択すれば安く抑えることは可能です。ガソリンは日本よりも高いですが、レンタカーの費用自体は日本とあまり変わりません。
スタジアムツアーは、トッテナムのSkywalkが3人で約25,000円、エティハドスタジアムが約15,000円です。まあ、これはこんなもんですかね。
続いて食費。これは日本に比べるとかなり高いです。写真に掲載したハンバーガーはポテトなどのセットで15~16ポンド。約3000円ですが、人によっては量が全然足りないと思います。ビールはパイント(580ml)で7ポンド(約1400円)前後。カジュアルなレストランでも大人が少し飲み食いしたらあっという間にひとり1万円を超えてしまいます。
また、カフェのコーヒーやコーラなども、いちいち高いんですよ。下の写真はキングパワースタジアムのスタグルですが、コーヒーが3.40ポンド。700円ですよ。ホットドッグやブリトー的なスナックも1000円以上します。
スタグルでなくとも、市街地や高速道路のサービスエリアなどでの価格もおおむね同じくらいです。500MLのコカ・コーラが2.5ポンド(約500円)とか、ミネラルウォーターが2ポンド(約400円)とかですからね。たけえよ。
格安スーパーのテスコなんかに行くと、かなり割安な食材も入手できたりします。コーラ1.75Lで500円って、それでもかなり高いですけどね。水は1本50円で、ようやく許せるレベルかな…
ただ、食費の総額は5泊で4万円行かなかったので、予算全体と比べれば微々たる金額です。大人3人だともう少しかかったのかもしれませんが、レスターのホリデイインのレストランでは「子供は無料」などという謎のディスカウントもありましたので。
宿泊費の総額は約12万円。現地で5泊なので、1人1泊あたり8000円くらいの計算になります。民泊を使わずにこの値段ですから、宿泊費は割とリーズナブル。ロンドンのホテルは1泊3人で30,000円ほどしましたが、田舎のB&Bは1部屋素泊まりで約10,000円とかなり安かったのです。
これ以外に、旅行の準備のために買い物をしたり、洋服を買いそろえたりもしましたので、総額では150万円以上になっているかもしれません。まあ、こんな経験はそうそうできないですからね。
なお、今回のイギリス旅行で意外だったのは、現金を一切使う必要がなかったということです。店舗やホテルはもちろん、バスや地下鉄、ド田舎のB&BのレストランでもAMEXのタッチ決済が使えます。AMEXが使えず三井住友VISAで決済したのは2回だけかな。
唯一現金が必要だったのは、テスコのショッピングカートが1ポンド硬貨を入れてカギを外すタイプだったことくらいです。それくらい、日本よりも徹底的に電子決済が進んでいましたね。現金を両替するよりも断然レートはいいですからね。
ということで、2回にわたってお届けしてきた「英国プレミアリーグ「レスター対マンC」の熱狂とスタジアム巡礼の7日間」は以上となります。またこのブログにスタジアムマップ以外の記事を書く日が訪れるのか、それがあるとしたらいつになるのかはまったく分かりませんが、少しでもサッカー観戦を愛するみなさまのご参考になればと思います。
























